日本政策金融公庫の融資申請の流れと着金までの期間【2026年最新版】

「日本政策金融公庫の融資を受けるため流れは?」
「融資申請から着金までの期間はどれくらい?」
日本政策金融公庫の融資を初めて検討される方から上記のような質問を多く受けております。
当記事では日本政策金融公庫の融資申請の流れや一般的な返済スケジュールについて解説していきます。
日本政策金融公庫の融資申請の流れ
日本政策金融公庫の融資申請の流れ
- インターネットまたは公庫の支店窓口から融資を申し込む
- 必要書類を準備・提出
- 公庫担当者との面談
- 公庫内で審査、結果の通知
- 契約手続き(電子契約または紙契約)と指定の預金口座に着金
日本政策金融公庫の融資を希望される方は、まず融資申請の流れを把握しておきましょう。
融資申請の前に、融資制度や申込み手続などを公庫の「事業資金相談ダイヤル」や各支店の窓口・ビジネスサポートプラザで無料相談を受けることも可能です。
1. 公庫の支店に借入申込書を提出またはインターネットから融資を申し込む
日本政策金融公庫の融資申し込みは借入申込書を最寄りの支店に提出するか(郵送可)、インターネットから融資の申し込みをすることができます。
借入申込書の主な記載内容
- お申込金額
- お借入希望日
- ご希望の返済期間(据え置きの有無)
- ご返金のお支払方法(口座振替用の金融機関)
- 資金のお使いみち(運転資金、設備資金)
- 担保・保証の有無
- その他法人・代表個人情報
窓口で申し込む場合
日本政策金融公庫の最寄りの支店窓口へ直接提出するか、郵送します。窓口で相談しながら進めたい場合は、事前に電話で相談の予約を取る必要があります。
インターネットで申し込む場合(24時間365日可能)
現在はこちらが主流となっています。スマホやパソコンから申込フォームに入力するだけで手続きが開始でき、紙の「借入申込書」の記入・提出が不要になります。インターネットによる申し込みも検討してみましょう。
日本政策金融公庫HP 国民生活事業 事業資金 お申込み受付ページ
2. 必要書類を準備する
日本政策金融公庫で借入を行うための必要書類を準備します。申請者の状況(創業前・事業開始後など)によって必要となる書類は異なるため、事前に必要書類を確認しておく必要があります。インターネット申込の場合は、専用マイページから書類データ(PDFや画像)をアップロードして提出します。
主な必要書類の例(これから創業する方向け)
| 必要書類 | 概要 |
| 創業計画書 | 事業内容、必要な資金、今後の収支見通しなどを記載する最重要書類 |
| 預金通帳(直近6ヵ月分以上) | 自己資金の蓄積や給与の入金がわかるもの、日常の支払い状況を確認します |
| 本人確認書類 | 運転免許証やマイナンバーカード(※表面のみ)など |
| 他社借入の支払明細表等 | 住宅ローンや自動車ローン等があれば、返済予定表を準備 |
| 資格・許認可を証明するもの | 飲食業や古物商など、事業に必要な許認可証の写し |
| 見積書・工事請負契約書 | 設備投資のために融資を受ける場合は、工事請負契約書や見積書必要となります |
必要書類の詳細は以下の記事で解説しておりますので、参考にしてください。

3. 公庫の担当者と面談する
日本政策金融公庫で借入を行うためには、担当者との面談を行います。
「1.借入申し込み」後に日本政策金融公庫の担当者から連絡があり、面談(店舗窓口またはオンライン等)の日程を調整します。面談時間は30分〜1時間程度です。
主に創業計画書や事業計画をもとに「なぜこの事業を始めるのか」「どのように売上を立て、返済していくのか」などを質問されます。
創業融資を希望される方は、創業計画書の記入項目を自分の言葉で説明できるように準備しておくと良いでしょう。
既に事業を行っている方は、企業概要書の記入項目を自分の言葉で説明できるように準備しておくと良いでしょう。
創業計画書・企業概要書に記載のある内容を申請者が理解していないと判断される場合、マイナスの評価になってしまうため、気を付けましょう
例えば、計画書の作成を専門家に丸投げしてしまい、自分で理解せずに面談に望むのはリスクがあります。
4. 公庫内で審査・結果の通知
日本政策金融公庫内での審査終了後、担当者から電話または書面による結果連絡があります(審査に落ちても連絡があります)。
5. 契約手続きと指定口座への着金
審査が通過すると契約手続きに移ります。現在は手続き方法を2つから選択できます。
- 電子契約サービスを利用する場合:スマホやパソコン上で電子署名を行って契約を完了します。契約書の収入印紙代が不要(0円)になるメリットもあります。
- 紙の書面で契約する場合:郵送されてくる借用証書などの書類に必要事項を記入・実印なつ印し、収入印紙を貼付して返送します。
日本政策金融公庫との借入契約手続きが完了した後、概ね3営業日以内に指定の口座に融資金が入金されます。
3営業日を過ぎても着金されない場合は、日本政策金融公庫の担当者に問い合わせてみましょう。
契約書類に不備がある場合は手続が遅延する可能性がございます。
融資申請から借入金の着金までのスケジュール
日本政策金融公庫から借入を行なう場合は、地域差もありますが、概ね3週間〜1ヶ月半程度の時間を要します。
特に、資金調達需要が高い時期(年末年始、夏、ゴールデンウイーク、3月期末等)などは窓口も混み合うため、スケジュールに余裕を持つことが大切となります。
日本政策金融公庫HPよくある質問コーナーでは、融資の申し込みから決定まで2週間程度(土日、祝日含む)となっており、条件によっては多少日数を要する場合もあるとのことです。
返済スケジュール(申請者によって異なる)
日本政策金融公庫から借入をした場合、返済スケジュールは借入内容や事業状況によって異なります。返済計画は融資実行後の資金繰りに大きく影響するため、慎重に検討する必要があります。
創業者向けの代表的な融資制度「新規開業・スタートアップ支援資金」を利用する場合、以前よりも長期でゆとりを持った返済計画が立てられるようになっています。
- 設備資金: 返済期間 最長20年以内(うち据置期間 最長5年以内)
- 運転資金: 返済期間 最長10年以内(うち据置期間 最長5年以内)
据置期間とは?
元金の返済を行わず、利息のみを支払う猶予期間のことです。創業直後など、売上が安定しない時期の資金繰りを支えてくれます。なお、据置期間を長めに希望する場合は、その理由を面談で聞かれることがあるので、答えられるようにしておくと良いでしょう。
まとめ
日本政策金融公庫の融資は、インターネット申込と電子契約を組み合わせることで、従来の紙ベースの申請よりも手続負担や時間を軽減できるようになっています。
日本政策金融公庫の融資を受けたい場合は、融資の流れや着金までのスケジュール感を把握したうえで、事業行う必要があります。
本業に集中するために、融資支援を行っている事業者に相談してみるのも方法の一つです。
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